細長くシャープな佇まいと
柿渋の風合いがマッチした大容量の財布
柿渋三つ折財布(ヨーロッパベンズ)
抜群の収納性を持つコンパクトな財布が登場しました。長さ14cmという、片手にすっぽり入る大きさながら大きな小銭入れと、4箇所のカードケース、さらにフリーポケットが2箇所あるので、ちょっとした外出であればこれひとつで十分です。
素材 | 外側 柿渋革(ヨーロッパベンズ) 内側 牛革(栃木レザー)・豚革【黒】 |
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ステッチ色 | 黒・白・ベージュ・青・赤・茶 |
¥39,096(税込)
柿渋の直線的な木目とシャープなフォルムの調和。
柿渋革の直線的な木目と、細長くシャープなフォルムデザインが絶妙にマッチしています。
内側には栃木レバーを贅沢に。使い込むほどに深みが増していきます。
内側には最高級と称される栃木レザーをぜいたくに使用。使い込むほどにあなたの手に馴染み、上質な風合いを出してくれます。
コンパクトボディながら収納力は抜群
コンパクトなボディに小銭入れ、カードケースなどさまざまな。深めの札入れなので、お札が落ちる心配はありません。
Option
- ステッチ(糸)のカラーを選択できます。
-
どの色にもあうのは、白。ベージュです。こちらの商品は、ステッチもデザインと考えておりますので、ある程度ステッチが目立つ色(革とは異なる色)がお勧めです。
※モニターによって色合いが異なって見えます。ご注意ください。
Detail
見やすく取り出しやすい
大きく開く小銭入れ
マチが大きく、小銭入れ自体の横幅が広いため小銭の一覧性が抜群。小銭も取り出しやすい構造です。レジでスマートに小銭まで出すことができます。小銭がたまりすぎないので、結果として財布をスマートに保つことができます。
柿渋革でくるんだホックボタンはPOPなアクセントに
小銭入れと本体を止めるボタンにくるみボタンを採用しました。周りと同じ革を薄く漉いてボタンをくるむ必要があり、手の込んだ作りです。落ち着いた雰囲気の財布にPOPなアクセントとなっています。
L字に開く札入れだから出し入れカンタン
札入れの一方の角を縫っていないので、札入れが大きく開き、出し入れがが想像以上に行いやすい構造です。また、負担のかかりやすい角部分は、2度縫いすることでしっかり補強しています。
ボタンでしっかり止めるので中身が飛び出しません
外側のボタンでしっかり留めるので、鞄の中で中身が飛び出すことはありません。
外観とは裏腹に開くと大容量。
着やせするタイプです
財布を開くと左に大きく開く小銭入れ、右にカードケースが4か所、さらに小銭入れとカードケースの裏にもフリーポケットがあり、収納も抜群です。それでいて閉じた状態はとてもコンパクト。外観からはこれだけの容量があるとは思えません。
財布の出来上がりを左右する丁寧に仕上げられたコバ
革の端をコバといいますが、この部分をどれだけ丁寧に仕上げるかのよって、製品の耐久性は大きく左右されます。当店では、通常のコバ仕上げの方法の何倍もの時間をかけて、コバを仕上げています。コバ部分に丸みをつけて染料や蜜蝋を塗りこみ、磨くという作業を何度も繰り返すことで、ツルリとした美しく、抜群の耐久性のあるコバに仕上げています。
総手縫い仕上げの美しい網目とステッチ。耐久性は抜群。
すべての部分を手縫いで仕上げております。一目一目のステッチが、ミの字型(ナナメ)に整然とそろう美しいデザインに仕上げています。
丸みのない角で
シャープな雰囲気
角のカーブをできる限り減らし、シャープに見せております。
Material
ヨーロッパ産の群を抜いた表面の美しさと
ゆっくりとした経年変化を楽しめるヨーロッパベンズ
ヨーロッパ産の原皮を用い、ケプラゴ・ミモザ・栗の木からのタンニンを用いる伝統的製法により製造された皮革は、年月が経つごとに別格の美しさを醸し出します。
ヨーロッパ産でなめされた革に
上品な柿渋を何度も刷毛塗りしています。
日本でなめされる革は主に北米産のものを使用しています。北米産の牛は、食用が主な目的ですので、傷や刻印が入ります。対して、古くから革としての利用も考えているヨーロッパでは、革の表面の傷も少なく非常に美しく仕上がります。
中でも、非常に繊維の詰まったベンズ(牛のお尻部分)のみを使用しているので、堅牢性が非常に高く、キメもとても細かい革となっています。この上品な革に、日本の伝統的な柿渋を刷毛で何度も塗りこんでいます。
_柿渋染め
- 刷毛で塗り込み、太陽の光を当てて酸化を促すことを何度も繰り返すため「太陽の染め」ともいわれる。まさに天然の染め
- 工房内で染める手染めの柿渋染め
- 手染めであるため、商品ごとに最適な刷毛の角度で塗ることが可能
- 1枚1枚十分な色目になるまで柿渋を塗っては天日干しを繰り返す
- 柿渋は通常の染料と比べると粒子が大きく革の表面にとどまりがちです。そのため、一度に濃い濃度の柿渋をたっぷり塗り込むと、表面から「割れ」が生じます。
それを防ぐため、薄い濃度の柿渋を塗り込んでは天日干し、これを繰り返し、革表面が割れないがそれでいてしっかり染まる絶妙な色合いまで染め上げます。