ブランドコンセプト

コンセプト

~永く人生を共にする(育っていく)革小物~
革小物は、使えば使うほど、使用者の味が出ます。財布ひとつとっても、ズボンのポケットに入れるか、カバンに入れるかによって、アタリの出方が違いますし、革クリームを塗るなどメンテナンス方法をとっても、経年変化の色合いも異なります。
つまり、永く使えば使うほど「自分だけの」革小物になります。

ただ、永く使えるためには、以下3つの条件が必要です。

1、丈夫であること
ダブルムーンは、丈夫な革を選定して使用していることはもちろん、製法にも拘って丈夫な革小物に仕上げております。
革:フルベジタブルタンニンを使用
製法:コバ(革の端部分)の処理に特にこだわりを持って製作をしております。
2、デザインに飽きがこないこと
ダブルムーンは、流行りに左右されることなく、堅実で機能性に富む革小物の製作を心がけております。
3、修理などメンテナンスが容易であること
10年20年と使うには、破損時の修理対応も重要になります。ダブルムーンで製作した革小物は、責任を持って修理対応いたします。
また、すべての革小物は、手縫いで製作しておりますので、糸切れが起きた場合でも、ほつれ難いつくりになっております。

職人の横顔

大学卒業後、普通のサラリーマンをしておりました。その中で、手帳に興味を持つことになりました。いわゆるビジネス手帳から、成功者の手帳などから始まり、果ては自分でリフィルを作成したりしておりました。
自作のリフィルを革のバインダーにはさんでおりましたが、革の手帳は、重さやデザインなど自分にしっくりくるものがありませんでした。そこで、いっそうのこと自作しようと思い立ち、レザークラフトの道に進むことになりました。

2007年、革製作教室の門をたたく。
ここでは、型紙の作り方から、鞄や財布の構造、など単に作り方だけでなく製作における考え方まで学ぶことができました。いわゆる工房で修行するのではなく、教室での技術習得であるため、効率を優先させるのではなく、真に使いやすい、便利な革小物を製作するという考えがこの時点で芽生え、この考え方は現在でも肝に銘じております。

2010年11月にそれまで学んできた理論、技術をさらに自分流にアレンジを加えた、手縫い革小物製作工房ダブルムーンを開業しました。

ロゴに込めた想い

ダブルムーンのロゴは、手縫いに必要な道具を手縫いに必要な「切る」=革包丁、「穴あけ」=目打ち、「縫う」=針をシンボライズしたものです。これはダブルムーンが手縫いにこだわっていることを示す証でもあります。