使いこむほど、ふたつとない風合いに。
愛着が増していく柿渋染のラウンド長財布。
柿渋染めラウンドファスナー長財布(ヨーロッパベンズ)
一見すると、木製かと見間違えるような美しい木目を持つ柿渋ラウンドファスナー長財布です。日本古来の染色技法である柿渋染を施した革財布は、使うほどに深い色に変色するまさに育てる財布です。3方をファスナーで囲まれているので、なんでも収納でき、しかも中身が落ちることのないという優れものです。
素材 | 外側 柿渋革(ヨーロッパベンズ) 内側 牛革(栃木レザー)・豚革【黒】 |
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ステッチ色 | 黒・白・ベージュ・青・赤・茶 |
¥43,200(税込)
味わい深く変化する時間を愉しめる贅沢な財布
柿渋革の最大の特徴は、経年変化による自分だけの風合いを愉しむ時間。使えば使うほど色つやと愛着が増し、手放せない相棒となります。
木目のように美しい柿渋革を総手縫いで仕上げています。
この美しい色艶の柿渋革に、一針一針ていねいに縫いこんで仕上げた逸品。あなただけの味わいを愉しんでください。
必要なものをストレスなく取り出すことができるラウンドオープン構造。
シンメトリーで構成された財布内部は、開くと一目で見やすく、ラウンドオープンなため必要な物を必要な時に取り出すことができます。
Option
- ステッチ(糸)のカラーを選択できます。
-
どの色にもあうのは、白。ベージュです。こちらの商品は、ステッチもデザインと考えておりますので、ある程度ステッチが目立つ色(革とは異なる色)がお勧めです。
※モニターによって色合いが異なって見えます。ご注意ください。
Detail
両サイドに6枚ずつ(計12枚)収納できるカード入れ
両サイドに設けられているカード入れは、左右6ポケットの計12ポケット。多くのカードをお待ちの方は、整理しやすくとても便利です。
小銭やお札、領収書など
たっぷり入る大きく開くマチ
マチを大きく取っており約13cmも開きます。小銭入れにもマチがあるので、小銭を確認しやすく、余計な小銭で財布が膨らむということもありません。
小銭入れの内側は、摩擦に強い豚革で摩耗しません
小銭入れの内側に、布を当てるのが一般的ですが、ダブルムーンでは摩擦に強い豚革を使用しております。そのため、小銭が擦れて、小銭入れが破れたり変色したりすることはありません。
必要な物を必要な時に取り出すことができるレイアウト
中央に小銭入れ、左右2箇所に札入れ、その外側にカードケースさらにその外側に、オープンポケットを備え、ファスナーを開いた瞬間最も使用頻度の高い、札入れ、カードケースが一覧できます。
用途はさまざま。革張りオープンポケット1箇所
カードケースが足りないときや、領収書など大きなポケットなので何でも収納することが可能です。小銭入れと同様、内側には豚革を使用。摩擦に強く耐久性があります。
丁寧に仕上げられた柔らかなカーブのコバ
革の端をコバといいますが、この部分をどれだけ丁寧に仕上げるかのよって、製品の耐久性は大きく左右されます。ダブルムーンでは、通常のコバ仕上げの方法の何倍もの時間をかけて、コバを仕上げております。コバ部分に丸みをつけて染料や蜜蝋を塗りこみ、磨くという作業を何度も繰り返すことで、ツルリとした美しく、抜群の耐久性のあるコバに仕上げております。
小銭の出し入れがしやすいスムーズな引き手(YKK製)
高級ブランドが使用するYKK製のエクセラファスナーを使用しています。エクセラファスナーはファスナーのムシが密集しており、しかも職人が1つ1つムシを磨くという非常に手間のかかったつくりをしています。それだけに開閉がスムーズです。しかもスムーズに開く=摩擦が少ないため、ファスナーの布部分への負担も少なく、ファスナーのほつれなどが発生ししづらくが持ちします。
総手縫い仕上げのこだわり。
耐久性は抜群。
すべての部分を手縫いで仕上げています。一目一目のステッチが、ミの字型(ナナメ)に整然とそろう美しいデザインに。ステッチの美しさと耐久性には自負しています。一部が切れてもほつれることはありません。
Material
ヨーロッパ産の群を抜いた表面の美しさと
ゆっくりとした経年変化を楽しめるヨーロッパベンズ
ヨーロッパ産の原皮を用い、ケプラゴ・ミモザ・栗の木からのタンニンを用いる伝統的製法により製造された皮革は、年月が経つごとに別格の美しさを醸し出します。
ヨーロッパ産でなめされた革に
上品な柿渋を何度も刷毛塗りしています。
日本でなめされる革は主に北米産のものを使用しています。北米産の牛は、食用が主な目的ですので、傷や刻印が入ります。対して、古くから革としての利用も考えているヨーロッパでは、革の表面の傷も少なく非常に美しく仕上がります。
中でも、非常に繊維の詰まったベンズ(牛のお尻部分)のみを使用しているので、堅牢性が非常に高く、キメもとても細かい革となっています。この上品な革に、日本の伝統的な柿渋を刷毛で何度も塗りこんでいます。
_柿渋染め
- 刷毛で塗り込み、太陽の光を当てて酸化を促すことを何度も繰り返すため「太陽の染め」ともいわれる。まさに天然の染め
- 工房内で染める手染めの柿渋染め
- 手染めであるため、商品ごとに最適な刷毛の角度で塗ることが可能
- 1枚1枚十分な色目になるまで柿渋を塗っては天日干しを繰り返す
- 柿渋は通常の染料と比べると粒子が大きく革の表面にとどまりがちです。そのため、一度に濃い濃度の柿渋をたっぷり塗り込むと、表面から「割れ」が生じます。
それを防ぐため、薄い濃度の柿渋を塗り込んでは天日干し、これを繰り返し、革表面が割れないがそれでいてしっかり染まる絶妙な色合いまで染め上げます。