
柿渋の豊かな深みを
スモールサイズで愉しむ贅沢

コンパクト2つ折財布・柿渋(ヨーロッパベンズ)
カバンを持たずに携帯電話と鍵と財布だけもってちょっとコンビにまで・・・。こんなときに大きな財布ではポケットに収まらず、尻ポケットに入れても財布の頭がはみ出して無用心。こんな悩みを解決するため2つ折財布を作りました。
素材 | 外側 手染め柿渋革(ヨーロッパベンズ) 内側 柿渋革・栃木レザー・豚革【黒】 |
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ステッチ色 | 黒・白・ベージュ・青・赤・茶 |
¥32,940(税込)

木目のように美しい柿渋革を総手縫いで仕上げています
表面が木目のように見え、オブジェを思わせる佇まい。「和」の雰囲気をかもし出す柿渋革は、使えば使うほど色つやと愛着が増し、手放せない相棒となります。柿渋革はひとつひとつ手塗りを行っております。そのため一つとして同じ表情にはなりません。

ポケットにすっぽり収納できる変形サイズ
この財布は、通常の2つ折財布より少し縦長の変形サイズになっています。ポケットにすっぽり入り、取り出しやすくするためです。また片手にもすっぽり収まり、持ちやすい形です。仕事の昼休みやコンビニ用に便利です。

コンパクトボディながら収納力は抜群
片手にすっぽり収まるコンパクトボディながら、収納力にもこだわっており、カードケースを3つ、たっぷり入るコインケース、底の深い札入れと充実の内容となっております。

Option
- ステッチ(糸)のカラーを選択できます。
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どの色にもあうのは、白。ベージュです。こちらの商品は、ステッチもデザインと考えておりますので、ある程度ステッチが目立つ色(革とは異なる色)がお勧めです。
※モニターによって色合いが異なって見えます。ご注意ください。

Detail
コンパクト性を重視し、幅を狭めたカードポケット
通常作るカードケースより幅を狭めて製作しています。革がなじむまでカードの出し入れが難しくなりますが、これを解決するため、カードケースをほんの少しだけ浮かす構造にすることで、カードの出し入れがとてもスムーズになります。もちろん、ほんの少し浮かしているだけなので、カードが滑り落ちることはありません。

見た目以上に収納力の高いコインケース
表面の革と一体型のコインケースです。底部分にもマチがあり、見た目以上に多くのコインを収納可能です。マチも大きく開くので視認性がよく、一目でコインを探すことができます。また、フタ側のホックは隠しホックを使っているので、ホックが外側から見えずとてもスマートです。

小銭入れの内側は、摩擦に強い豚革で摩耗しません
小銭入れの内側に、布を当てるのが一般的ですが、ダブルムーンでは摩擦に強い豚革を使用しております。そのため、小銭が擦れて、小銭入れが破れたり変色したりすることはありません。

お札の飛び出しを抑える深めの札入れ
少し深めの札入れは、お札が落ちることの防止になることはもちろん、大きめのレシートも十分収納できます。

持つ手の指先にしっくり収まるなめらかなフォルム
横幅9cmでしかも表革が内側のコインケースに巻き込まれる形になっておりますので、丸まった革の部分に丁度手の先が当たり、非常に持ちやすい形になっております。

財布の出来上がりを左右する熟練の美しいコバ処理
ダブルムーンでは、通常より何倍もの時間をかけてコバを仕上げております。コバは丸くなるように仕上げており、ツルツルとした手触りがなんとも言えません。

総手縫い仕上げのステッチ。
耐久性は抜群。
すべての部分を手縫いで仕上げております。一目一目のステッチが、ミの字型(ナナメ)に整然とそろう美しいデザインに仕上げております。

Material
ヨーロッパ産の群を抜いた表面の美しさと
ゆっくりとした経年変化を楽しめるヨーロッパベンズ
ヨーロッパ産の原皮を用い、ケプラゴ・ミモザ・栗の木からのタンニンを用いる伝統的製法により製造された皮革は、年月が経つごとに別格の美しさを醸し出します。
ヨーロッパ産でなめされた革に
上品な柿渋を何度も刷毛塗りしています。
日本でなめされる革は主に北米産のものを使用しています。北米産の牛は、食用が主な目的ですので、傷や刻印が入ります。対して、古くから革としての利用も考えているヨーロッパでは、革の表面の傷も少なく非常に美しく仕上がります。
中でも、非常に繊維の詰まったベンズ(牛のお尻部分)のみを使用しているので、堅牢性が非常に高く、キメもとても細かい革となっています。この上品な革に、日本の伝統的な柿渋を刷毛で何度も塗りこんでいます。
_柿渋染め
- 刷毛で塗り込み、太陽の光を当てて酸化を促すことを何度も繰り返すため「太陽の染め」ともいわれる。まさに天然の染め
- 工房内で染める手染めの柿渋染め
- 手染めであるため、商品ごとに最適な刷毛の角度で塗ることが可能
- 1枚1枚十分な色目になるまで柿渋を塗っては天日干しを繰り返す
- 柿渋は通常の染料と比べると粒子が大きく革の表面にとどまりがちです。そのため、一度に濃い濃度の柿渋をたっぷり塗り込むと、表面から「割れ」が生じます。
それを防ぐため、薄い濃度の柿渋を塗り込んでは天日干し、これを繰り返し、革表面が割れないがそれでいてしっかり染まる絶妙な色合いまで染め上げます。
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