革職人の手記

WL字ファスナー長財布と教室案内

DOUBLEMOON星野です。

久しぶりに制作画像。

縫い合わせた状態から・・・・

コバ処理を行います。

何度か説明しておりますがコバ処理の方法は色々あります。

ダブルムーンでは、コバの角を丸く落として染料で染める手法をとっております。(本磨きと言われたりする手法です)

この方法は、コバが剥がれることを防げるとともに、万一、色落ちしても再染色が可能です。

何より、コバがツルツルで手触りがよく、光沢も抜群なのが好みです。

ところでこの手法、美しく見せるのにコツがあります。

この辺りは職人の腕の見せ所なので、様々な工夫をしています。

今回その全貌を公開しようと思います。

2月28日(木)にコバ処理教室を行います。

ダブルムーンで行っているコバ処理について余すところなくお伝えする予定です。

しかもプロの道具を使うのではなく、市販で販売されている安価な道具を使用してコバ処理を行うので、一度技術を習得すれば、ご自宅でも使えます。

レザークラフトを行っていると、多くの方が陥るコバ処理問題、

キレイに仕上がらない、時間がかかる。

コバ処理はこのような話をよく聞きます。

このあたりの悩みにこたえる講座です。近日中に募集開始します。

募集はこちらのブログと、LINE@にてお知らせします。

(教室の関係で4名様限定となります。)

見逃したくない方はぜひLINE@の登録をお願いします。

こんな感じでコバを仕上げて・・・・。

ちくちく縫っていくと

WL字ファスナー長財布の完成です。

ひそかに人気のあるこの形。

L字ファスナーサイフが2つくっついたような形です。

片側を家計用、片側を個人用といった用途や、
片側を事業用、片側を個人用というように分けることができます。

他にも、小銭やお札を種類別に分けるといったこともできます。

こちら、内側の革とファスナーをそれぞれ別色にすることで内容を区別しやすい仕様となります。

ファスナーや革の色は選べますので、お好みの配色にすることができます、

今回もこの財布少し改良しております。


この部分です。

裏地に革で補強しております。

強度が抜群に上がるとともに、コバも長持ちする形となります。

こんな感じで、色合いを変更することでオリジナルの財布を作りませんか?

以下よりLINE@ を登録いただけるといち早く情報をお伝えします。

https://line.me/R/ti/p/%40vkc5683s


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