革職人の手記

メッシュ編み名刺入れと教室案内

DOUBLEMOON星野です。

メッシュ編みの名刺入れを作りました。

生成りの革で作っております。

ヨーロッパでなめされた表面がとても滑らかで、均一性がある革で編み上げているので、画一的な表情です。

内装はいつもの感じです。

内装にも同じ革を使いました。

革に切り込みを入れ、薄く漉いた革を編み上げていく手法、切れ込みがズレたり、編み込む革の幅がズレたりすると非常にブサイクになるので慎重に編み上げます。

ちなみに生成りでコバ仕上げしています。

こちらでも最適な角度になるように調整します。書籍などでは、カンナで調整する方法がとられていますが、カンナを使うと削りすぎなどのトラブルが付きものになります。

そこで、基本的にはヘリ落としという道具と紙やすりを使ってコバを整えます。

こうして光沢がある状態まで整えるのがダブルムーン流。

このコバ処理の方法を2月28日の教室でお教えします。

教室の詳細は、2月17日に公開します。今しばらくお待ちください。

(教室の関係で4名様限定となります。)

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