革職人の手記

柿渋染商品が続きます

DOUBLEMOON星野です。

今日は、長財布の紹介です。

こちらは、ホームページにも掲載している柿渋染の長財布

写真ではわかりにくいかもしれませんが、いつもの柿渋染の革より少し色が薄め。

柿渋染は、ヌメ革に柿渋を刷毛で塗り、太陽にさらして酸化させることで発色します。

一度では希望の色に発色しないので、これを繰り返しています。

縫っては天日干しを繰り返すのですが、塗り重ねる過ぎると割れてきますので、割れるギリギリまで繰り返しております。

天日干しするのですが、夏場と冬場では、日差しの強さも異なり、どうしても夏場に染色したほうが、色濃くなります。

ただ、柿渋の塗り重ね量は同じなので、冬場に染めた革も使い込むと濃く発色します。

その意味では、冬場に染めた薄めの柿渋染のほうが、経年変化具合は大きいです。

そんな冬場に染めた柿渋染を使ったこの長財布。

色は薄めで、柿渋の刷毛目具合の濃淡は大きいです。

内装にある小銭入れは、マチが付いているので、収納シッカリ、取り出しやすさ抜群です。

こちらも長らく在庫切れを起こしていた商品です。

在庫残り1なので、気になる方はぜひお越しください。

以下よりLINE@ を登録いただけるといち早く情報をお伝えします。

https://line.me/R/ti/p/%40vkc5683s

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●宝塚阪急

期間)1/30 (水)~2・5(火) 10:30~18:30
場所)兵庫県宝塚市栄町2丁目1番1号

https://www.hankyu-dept.co.jp/takarazuka/


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