革職人の手記

展示会に向けて新商品2

DOUBLEMOON星野です。

昨日に引き続き在庫補充です。。

またまた柿渋染の風琴マチ名刺入れです。

柿渋染は、使ううちに柿色が濃くなります。

木目調に見えるのは、柿渋を刷毛で縫っているためです。

通常の染料と異なるのは、柿渋自体が経年変化する点です。

革自体の経年変化とともに、柿渋も経年変化していきます。

そのため、経年変化しても木目調は残り続けます。

5年後、10年後に完成する革といってもよいのではないでしょうか?

永く使い、その経年変化を楽しんでみてください。

で、、内装は、、、、生成りです。

柿渋染の色に統一してみました。ステッチもベージュで同系色です。

こうすると、一層統一感が増します。しかも今回使った生成りは、風琴マチの部分と同じ革です。

非常にしなやかではありますが、しっかりした強度があり、永く使える革になっています。

風琴マチはこんな感じ

いつもの通りコバを磨き上げています。

5/3,4のアートアンド手作りバザールに持っていきます。

イベントについて詳しくはこちらをご覧ください。


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