革職人の手記

持つだけでテンションが上がるペンを目指して

星野工房の星野です。

新商品の紹介です。

実は半年くらい前から作り続けていた商品がようやく形になったので紹介します。

ガルーシャのボールペンです。

エイ革を巻いたボールペンを光沢が出るまで磨き上げたペンです。
エイ革は光沢感が非常に強い革ですが、この光沢感を活かす方法をずっと考えていました。

そしてたどり着いたのが、曲線を出して磨き上げる手法。

曲線を出すことでより光沢感が強くなり磨くことでより光沢感が増していく。
まさにエイ革の魅力を最大限に引き出したものとなりました。

最近は電子機器に押されがちなボールペンですが、まだまだ大事な書類や契約書にサインするときには必須の道具です。

そんな大事なシーンに100円のペンではもったいない、、実は僕が革の世界に飛び込んだきっかけをくれたのも革手帳という文房具。

文房具という消耗品を、自分だけの愛着がある、持っているだけで自信がつくアイテムにしてくれたのが革小物でした。

原点に帰って革製品を見直したときにたどり着いたのがペンでした。

ガルーシャの面白いところは、模様が一つひとつ違う点。

黒革でも削れば、大きな斑点が現れたり、ベージュが買った色合いになったり、2つとして同じものがない魅力があります。

そしてひんやりとして重厚な感触は、唯一無二のものだと思っています。

今回の神戸阪急のイベントのために20本程度作りました。
1本1本異なるので、是非実物を見に来てください。

来週水曜日2月21日から、お待ちしております。

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●神戸阪急
期間)2/21(水)~2/27(火) 10:00~20:00(最終日18:00閉場)
場所)兵庫県神戸市中央区小野柄通8-1-8
神戸阪急 本館5Fオキーフ横イベントスペース


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