革職人の手記

次回のイベントと制作と

Doublemoon星野です。

次回のイベントは3月18日~20日の3連休。

アートアンド手作りバザールです。

毎回参加させていただいていますが1000名もの作家が集まる大きなイベントです。
様々な手作り作家が集まるので、色々な話が聞けて楽しいです。

また、お客さんもたくさん来られるので新たなアイデアをいただくこともあります。

アートアンド手作りバザールは、大阪南港ATCホールで3月18日~20日開催です。

3連休ですので、是非遊びに来てくださいね。

出店場所は「あ-15」です。

入り口からまっすぐ突き当りの「発掘まちのパン屋さん」まで進みます。

左側の小さい部屋の入り口付近です。

いただいたオーダーの仕事ももちろん進めていますよ~。

 

いつもの風琴マチ名刺入れです。

写真ではよくわからないですが、栃木レザーを使っているのですが、まるでコードバンのような光沢!

革のロット、部位によって光沢や硬さが変わるのが面白いです。
これは、革を鞣(なめ)したときに、成分(タンニン)の浸透具合が異なり、しっかりタンニンが入っている箇所があるためです。

ちょっと固めですが、使っていくうちに柔らかくなります。

適度な硬さがあると、コバもビシッと決まります。

お送りしていますので、もうお手元に届いた頃でしょうか?

それから。。。

いま ラウンドファスナー長財布にとりかかっています。

2つ創っています。

まず、漉きます・・・。

さらにコバ処理。

シュルシュルとコバを削っています。

それから、、、

コバをヤスリで磨いて染色、ロウを塗り、熱したコテで引き締める。

こんな処理をします。

使う方には普段気づきにくいところなのですが、パーツの処理が十分でないと使ううちにケバ立ってきてとても使いにくくなります。

なので、じっくり時間をかけて丁寧に仕上げます。

で・・・

組み立て

組み立て

内装完成。

今日はここまで。


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