革職人の手記

今年最後の展示会に出展中です

doublemoon星野です。

気が付けば、1か月以上ブログの更新が止まっておりました。

その間に、タンナー(革をなめしている工場です)見学や三田阪急への出店、そしていまアートアンド手作りバザールへの出店とくるくる動いたおりました。

もちろん、いただいたオーダーもこなしております。
そのあたりもおいおい紹介できればと思いますが、現在開催中のアートアンド手作りバザールのお知らせと新作紹介です。

■OSAKAアートアンド手作りバザールVol20
期間)12月12日(土)・13日(日)
場所)大阪南港ATCホール
詳細)記念すべき20回目のアートアンド手作りバザール。
クリスマスプレゼントにいかがですか?

http://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar/

今回のブースは「うー05」小さい方の会場で明日まで出店中です。

今回の新作は、ヒップポケットに入るサイズのミニ財布です。

コンパクト3つ折り財布

販売中のコンパクト2つ折り財布にフタをつけて小銭入れを変更しました。

小銭入れは、人気のボックス型。

フタをつけたので3つ折り財布になりました。
このタイプでボックス型の小銭入れをつけると本体の外側につけることが多いのですが、今回は尻ポケットに入れることを想定してあえて内側に・・・。

そして外側の革は「ルガトショルダー」です。
ショルダー部分の革を透明感のある染色がなされ、ショルダー特融のトラ(肩を動かすことによるシワ)をデザインと見立て、トラ部分が深い色合いになっています。


そのため1枚1枚違う表情が見られます。
量産には、もう少し改良が必要ですが、いい感じなので今回の展示会に出展しています。

当工房は柿渋革もそうですが、同じ革でも1枚1枚表情が異なるので、展示会などに足を運んでいただければ、実物を確認できますので、ぜひお時間ありましたらお越しくださいませ。


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