革職人の手記

海の宝石 で作ったミニ財布

DOUBLEMOON星野です。

ガルーシャという名を聞いたことはありますか?
スティングレイともいうのですが、アカエイというエイの革です。
海で泳いでいる「エイ」のことです。

それを加工したミニ財布です。

正面に見える白い目のような模様が特徴の革です。

実はこれ、、、エイの背びれ部分なのです。

エイの革は、、、

こんな形をしています。
中央付近に白いマークが入っているのがわかると思いますが、これが背びれ部分です。

エイ革は白いマーク=スターマークが特徴の一つで、昔から幸運の印として重宝されていました。

それからもう一つ、エイ革は表面にびっしり粒が浮いています。
革が「リン酸カルシウム」=人間の歯と同じ成分でできています。
水に強い、非常に硬く長持ちという特徴を持っています。

反面、非常に硬く切り出しはもちろん、まっすぐに縫うことがむつかしい革です。

そのため一般的にはガルーシャは、革の端(縫い付け部分)に牛革を巻き付けて縫うことが多いです。
しかしながら、牛革を挟むとカジュアルになりすぎる、せっかく水に強いガルーシャの特徴が失われるといった欠点があります。

そこで、DOUBLEMOONでは特別な製法を使って直接ガルーシャを縫い付けていました。

内装はこんな感じ

大きく90度程度開く小銭入れ

カードはまとめて端に入れます。
片面5枚程度は入れることができます。

また、3つ折りにするとお札も入ります。

サイズがコンパクトなので手ぶらや小さな鞄でで外出するときに重宝します

特徴のあるデザインの財布なので鞄から出したとき、目が引かれることはもちろん、持っていて高級感を感じられる財布です。

この財布、今週末のイベントに持っていきます。

大阪南港ATCホールで11/21(金)~23(月)の3連休に「アートアンドて作りバザール vol35」に出店します。
こちらで実物を見ることができます。写真で見るより数倍高級感があります。是非遊びに来てください。

大阪アートアンドてづくりバザールvol35】
期間)11/21(土)~11/23(月・祝) 10:00~17:00
場所)大阪南港・ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)
ブース)つー03

https://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar_vol35/

 

 


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