革職人の手記

小型の2つ折財布を作ります

2013年7月13日(土)- 7月14日(日) 各日 11:00–18:00 に神戸の元町(元町6丁目商店街)で展示会を行います。

神戸クラフツアーケード Vol.4

今回は無料の展示会なので、お近くに来られた際は是非お立ち寄りください。

詳しくはこちらをご覧ください

http://kobe-crafts.com/events/

そんなわけで、現在この展示会に向けて新商品を制作しております。

現在制作しているのは、通常より小型の2つ折財布です。イメージとしては、ジーパンの尻ポケットにすっぽり収まるサイズです。

新製品を制作する際は、いきなり革で作るわけではなく、まず紙でイメージを作ります。

今回の場合はこんな感じ・・。

これでイメージが固まったので、次は床革を使って制作します。

床革とは、革を薄く漉いた際出る、裏革部分のことです。これは革の補強の際に使ったりしますが、価格も安く流通していますので

テストとして制作するときに使用しています。

そして床革で作ったのがこんな感じ。

横幅85mm、縦幅115mmとコンパクト!

中は・・・。

左側にはカードが3枚入り、更にカードケースの裏側にもポケットがあります。

コインケースはマチもありたっぷり収納です。

ここまで制作して、つじつまが合うことを確認したうえでようやく革で制作です。

革で制作は・・、明日UPします。


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