革職人の手記

柿渋染め

2017.5.12

イベント&ニュース , カスタムオーダー事例 , 技法

連休中、天気の良い日が続いたので久しぶりに柿渋染めをしました。

柿渋染めは適度な濃度に調整した柿渋液を刷毛で塗っては、太陽にさらす、、、を繰り返して染めていきます。

というのも、柿渋は紫外線にさらすことで酸化して発色する性質があるためです。

そのため晴れの日でないと染められない 厄介なシロモノです。

ただ染まってしまうと、太陽光で経年変化するので、革の経年変化と相まって、ものすごく変化します。

刷毛で塗るので、1度目の刷毛目、2度目の刷毛目と刷毛目が重なって木目のようになります。

経年変化しても木目は消えず、柿色が強くなり、ますます木のような雰囲気に変化します。

前置きが長くなりましたが、休み中染めました、、、、

やってしまった。
あまりに久しぶりだったので、濃度を間違ってしまいました。

曲げると・・・

微妙に柿渋に割れが発生!

といってもほんの少し、柿渋が浮いているような割れなので写真ではほぼわからないですね。

なんとなく白っぽくなっているのがわかりますか?

ただ、使っていくと割れが広がる可能性が高いのでこれは使えません。

こうなるともう修正できません。。

というわけでもう一度塗り直し。。

今度は無事完成。

折り曲げても割れていません。

ちなみに手触りも全く違います。

これを使って風琴マチ名刺入れを作成

裏面も・・・

もちろん内側も

しっかり染まっています。

そんなことをしている間に次の催事が近づいてきています。

次回は

「そごう西神店」5/23(火)~29(月)です。
こちらでも実演販売していますので、ぜひお越しください。

 ■「そごう西神店」
日時 2017年5月23日(火)~29日(月)10:00~19:30 
会場 兵庫県神戸市西区糀台 5-9-4 そごう西神店2Fイベントスペース
https://www.sogo-seibu.jp/seishin/event_calendar/


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